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ダイアフラジン軟膏による脱ステロイド日記


by torauma333
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4年と1カ月

早くも1か月が経ちました。
顔が乾燥して痒いときも多いですが、GM軟膏(グリパスとモクタールを混ぜたオリジナル軟膏)をお湯に濡らして伸ばしつつ塗るという方法で何となく回避してます。

首の後ろの変な湿疹は収束してきました。
今はあまり痛くないのですが今に酷くなって痛くなって更に収束していくと経験上踏んでます。

体についてはかなりいい状態であまり悪い場所はありません。

脱ステについての真理にたどりついたみたいな事を前回書きましたが、その事について書いてみます。

脱ステというのはやっている人は分かると思いますが、まずステロイドを塗っていた期間、薬の強さに比例して回復期間が長引きます。
これはステロイドの皮膚組織の破壊、ホルモン剤としての体への影響が大きく効いてくるということです。
これに加え、その人自身の肌の本来持っている強さも因子に含まれます。つまりドライスキンの程度です。

この2つの因子により、脱ステは十人十色の回復具合を見せ、それにより治療のガイドラインが成り立たず、医療として受け入れられにくい異質の治療法となってます。。

これらのことを踏まえ、ぼくのやってきた脱ステということを振りかえると、

① 肌の状態が悪い時はどんな治療法をしても効果が薄い

② 今ある皮膚の状態と社会生活をリンクさせるのが一番の近道である

ということを良く考えさせられます。

どの起因かは分からないけれども肌の状態が悪い時は何をしても効果が薄いです。
これは経験則で、因子がはっきりしていても、そもそも肌の状態、つまり皮膚構造の悪化、免疫システムの崩壊これが起こっている時は、根本的な治療法はありません。
大切なのはそれらの構造、システムを再構築させてあげることで、それには時間がかかります。

となると、時間に身をゆだねるしかなく、脱ステを成功させるためには、この何年もかかる苦しい状態を、いかにして過ごすか、こちらの焦点を当てた方が結果的に患者のQOLが上がる気がしてならないのです。

今ある状態の中で最善の社会生活を送る、これができればゴールも近いかもしれません。
by torauma333 | 2010-10-31 15:37 | diary